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外向的な性格・内向的な性格の特徴、長所と短所は?向いてる仕事は何?あなたの特性を活かし人生の充実度を上げる!
こんにちは、clover leaf 心の調律師 末廣真證です。
世の中には、外向的な人と内向的な人がいますよね。
今の世の中、外向的な人は「明るい」「社交性がある」とポジティブなイメージで好まれますが、逆に内向的な人は「暗い」「不適応者」とネガティブなイメージがあり否定的に捉えられがちです。
しかし「外向的な性格」と「内向的な性格」どちらの性格にも優劣はありません。
どちらの性格にも良い面(メリット)があり、悪い面(デメリット)もあります。
結論から申しますと「自分の特性を知り、それを活かし適材適所に身を置くこと」が一番大切なことなのです。
人を管理する立場である管理者や人事部の方には、ぜひ理解して欲しいお話になります。
今回は「外向的な性格・内向的な性格の特徴」「メリット・デメリット」「外向的な性格・内向的な性格のやる気を出す方法と、やる気をなくす動機」「外向的な性格な人と内向的な性格の人に向いている仕事」をお話いたします。
これを知れば、学校や職場での人間関係もスムーズになります。
身近な家族、友人での人間関係に悩みを抱えることも少なくなるでしょう。
あなたが職場の管理者の立場であれば、今回お話する知識を活用し、スタッフを管理することができます。
では早速「外向的な性格・内向的な性格の特徴」からお話しますね。
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「外向的な性格・内向的な性格の特徴」
まず人には元々、「外向的な面」と「内向的な面」の両方を持っていることを理解しましょう。
外向的な人は、意識上は「外向的な関心」が強く出ており、意識下には「内面的な関心を抑圧」しています。
内面的な人は、意識上は「内面的な関心」が強く出ており、意識下には「外向的な関心を抑圧」を抑圧している状態なのです。
特徴を見てみましょう。
【外向的の人の特徴】
【関心事】
・関心や興味は外側に向きやすい。
・流行り物など周りに合わせる。
【意思決定】
・周囲の状況に従うタイプ。
【社会性】
・新しい環境に慣れるのが早い。
・積極的で社交的。
・人と一緒に仕事をやった方が仕事が捗る。
・適応が速く、早熟タイプ。
【思考】
・現実的・実行優先
・他者中心。
内向型の人の特徴
【関心事】
・関心が興味が内面に向きやすい。
・自分の好きなことが理解できている。
【意思決定】
・自分の意思に対して、素直に従うタイプ。
【社会性】
・一人の方が仕事捗る。
・適応は遅いので、晩熟タイプ。
【思考】
・理論的・内省的
・慎重
いかがですか?
読んでいくうちに、ここは当てはまるけど、ここは当てはまらないと思う所が出てくると思います。
まず段階で分けると、こんな感じです。
内向的→やや内向的→平均←やや外向的←外向的
というような感じになります。
なので一概に「外向的」「内向的」と白黒で分けるのではなく、人にはグレーな部分もあるということです。
これは男女間でも言えることで、男性も女性的な部分を持っており、女性も男性的な要素を持っています。
世の中の常識や教育で、男性ならば「男らしさ」を求められ、無意識に女性的な部分を隠そうとします。逆もしかりで、女性も「女らしさ」を求められ、無意識に男性的な部分を隠してしまいます。
なので、社会に適応していくために役割分担として、男女共に「仮面」を着けているのです。
これを理解せねば、心のギャップで苦しむ原因にもなりかねません。
では次に外向的な性格の部分のメリット・デメリットと、内向的な性格のメリット・デメリットをご紹介します。
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外向的性格・内向的性格のメリット・デメリット
外向的性格の人のメリット・デメリット
【外向的性格メリット】
・行動力があり、リーダーシップがある。
・集団行動が得意。
・新しい環境になれるのが早い。
・発言するのが得意。
・人を魅きつける話し方ができる。
・柔軟性がある。
・他人との競争心が強い。
・友達がすぐできる。
・社会的地位を得るための努力ができる。
・人に媚びるのがうまい。
【外向的性格のデメリット】
・後先考えずに行動してしまう。
・じっとしているのが苦手で、落ち着きがない。
・相手への気遣いがうまくないので、相手を傷つけてしまう可能性がある。
・友達は多いが、広くて浅い。
・他人の痛みや弱さに共感できない。
・常識内でしか物事を考えられない。
・競争できる人がいないと、向上心がなくなる。
・無理をしてでも人付き合いをする。
・他人に振り回されがち。
・他人の物差しで人生を決めがち。
外向性が過度に出てくると生まれるデメリット。
【演技性人格障害】
・人からの注意を引こうとし、過度の(※)情動性を持つ。
※情動性とは…
怒り・恐れ・喜び・悲しみの感情の際に顔色が変わったり、呼吸、脈拍が速くなったりする身体の変化が出てくること。
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内向的性格のメリット・デメリット
【内向的性格メリット】
・自己理解ができるので、感情をコントロールしやすい。
・着実に物事を進める慎重派。
・誠実があり信頼される。
・落ち着きがある。
・自由な発想力があり、想像力が豊か。
・聞き上手で対話上手。
・自分を磨くのが好き。
・自分の理想像があるので、自己鍛錬がうまく向上心が強い。
・無理に人と合わす必要を感じないので、一人行動が得意。
・友達は少ないが、強い信頼関係がある。
【内向的性格デメリット】
・自己中心性があり、自説に固執している所もある。
・マイナス要因を集めて、自ら不安になりがち。
・想像力が豊かなため、考えすぎて行動に移せない時がある。
・気を使いすぎて、思ったことを言えない。
・自分一人の時間がないと、ストレスを抱える。
・集団行動が苦手。
・他人と比べると自信をなくしがち。
・自意識が強い。
・自己管理しないと無気力になりがち。
・社会的地位にあまり興味がない。
内向性が過度に出てくると生まれるデメリット
【ひきこもり】【回避性人格障害】など
・対人関係を回避し、自信がなく人からの否定・的な評価をされることに過敏
外向的な性格・内向的な性格のメリット・デメリットを知った所で、次は外向的な性格・内向的な性格に人にはどのようなことをすれば、やる気が出るのかをお話しましょう。
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外向的な性格・内向的な性格のやる気を出す方法、やる気をなくす動機
自分のタイプが分かれば、どんな事に対してやる気が出るのかがわかります。
そして、管理者の方はスタッフを管理し、士気を上げつつ回していかなければいけません。
そのためには「やる気の出し方」と「やる気を失くす動機」を知らなければなりません。
しかし、最初に話したように、白黒で分けられないグレーの部分があるので、実行する際はその人や相手スタッフの様子を伺いながら実行する事をお勧めします。
外向的な性格のやる気を出す方法・やる気を失くす動機
外向的な性格の人のやる気を出す方法
「報酬を出す。」
外向的な人は報酬への感受性が強いので、報酬のために学習能力があがり行動をします。
周りの評価に対しても敏感なため、人に認められたい!と思うほどやる気が出ます。
ちなみに報酬はお金だけではなく、地位や名誉でも良いです。
外向的な性格の人がやる気を失くす動機
・頑張っても報酬が出ないと、一気にやる気が失せます。周りからの評価がない場合も、同じです。
結果が出ないと分かれば、仕事を辞めもっと評価してくれる所へ転職します。
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内向的な性格やる気を出す方法・やる気を失くす動機
内向的な性格の人のやる気を出す方法
「自己成長になることをやらせる」
周りの評価よりも、自己成長に繋がる業務をさせることで、やる気を出します。
周りの評価はそこまで必要なく、自分の人生に対して必要なことが分かれば、頑張って黙々とやります。
そして、内向的な人は罰(損する事)に対して敏感です。
罰(損)を避けるために学習能力が上がり、やる気が出ますが、報酬には鈍感なので報酬を上げてもやる気が上がる可能性は低め。
内向的な性格の人がやる気を失くす動機
自己成長が感じられなくなり、マンネリ化してしまうとやる気を失います。
そして、あまりに罰(損)が大きく感じてしまうと、仕事自体が嫌になり辞めてしまうことがあります。
「外面的な部分」と「内面的の部分」のどちらの面が強く出ているのかによって、対応の仕方が変わってくるので相手の様子を伺いながら、うまく調整しましょう。
対応を間違えてしまうと不満が溜まり、仕事や付き合いを辞めてしまうこともあります。
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「外向的な性格な人」と「内向的な性格の人」に向いている仕事
ここでは、外面的な性格の方に向いている仕事と、内面的な性格の方に向いている仕事をご紹介いたします。
外向的な性格の方に向いている仕事
・プロジェクトなどチームで取り掛かる仕事
・多くの人と関わる接客業
・トークスキルが活かせる営業
・社会的地位の高い「士業」
・インセンティブがもらえる仕事
内面的な性格の方に向いている仕事
・クリエイティブな物作りができる仕事
・人の心に寄り添える仕事
・プログラミンなどSE
・芸術関係の仕事
・執筆ができる物書きの仕事
大まかに分けると、こんな感じでしょうか?
自分がしたい仕事に就けることが一番大切なので、色々挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
あなたに向いている仕事に就くことは、人生の幸福度を上げることにも繋がります。
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最後に…
今回は「外向的な性格」と「内面的な性格」についてお話いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
あなたが持っている要素を知り活かすことができれば、人生の幸福度も充実度も上がります。
人を管理する側の管理者であれば、まずはスタッフ一人一人の特性を理解し、適材適所で役割分担させることで職場の活性化に繋がります。
もし、スタッフがよく辞めてしまうという管理者の人は、一人一人の個性をちゃんと理解し寄りそうことから始めてみましょうね。
それでは。
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